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経営を視覚化する思考ツール ロジックツリー③留意点

財後にロジックツリーの留意点です

①もれなくダブりなくはほどほどに

ロジックツリーの根幹をなす「もれなくダブりなく」ですが、細分化しようとすれば、優秀な方ほど細かく分解できてしまうでしょう。

しかし、実際には小項目以降になるともれなくダブりなくを厳密に行いすぎると費用対効果の面でマイナスが生じやすいようです。

 

もれなくダブりなくもほどほどにすることを意識しましょう。

 

②感度のいい切り口を理解する

例えば、売上の分解を行う際にも、切り分け方は様々です。例えば、店舗運営が5,6店舗程度であれば、既存店①既存店②・・・と売上を分解する事も可能です。

 

しかし、それだけではどこの売上が減少しているかわかるだけで、具体的に対策を打つ事を産み出すことはできないでしょう。傾向が見えて、実際に対策が打ちやすい切り口を意識する感度のいい切り口を意識する事を心掛けたいものですね。